ROGUE AMOEBA LOOPBACKを紹介
どうも!あいともすたじおのあいともです。
Mac + Totalmixを使用してDiscordで通話すると、なぜか相手の通話音声が聞こえません。
音楽やっている方の中には、同じ経験をされた人がいるのではないでしょうか?
通話音声が聞こえないのは、Mac +Totalmix + Discord を使用すると起こる不具合のようです。
そんな不具合ですが「LOOPBACK」という有料アプリを導入することで解決できました。
今回は、Mac + Totalmix + Discord で通話がうまくできない時の解決方法を書いていきます。
「LOOPBACK」ってどんなソフト?
(※LOOPBACK画面)
「LOOPBACK」は、Mac用の仮想サウンドルーティングソフトです。
Mac上のアプリケーション・デバイスのサウンドルーティングをカスタマイズすることができます。
DAWの音声をステレオで収録したり、生配信や通話相手に音と一緒に画面共有をするなど。
「LOOPBACK」は設定次第でさまざまな場面で活躍するソフトです。
1万円前後の値段の有料ソフトなのですが、かなり便利ですよ。
▶︎LOOPBACK
LOOPBACKをインストール
(※Rogue Amoebaサイトより引用)
体験版を押すとダウンロードのページに飛びます。
指示・流れに沿ってインストールを完了したら起動していきましょう!
体験版は、20分経つとノイズが鳴ります。
問題なく動作することが確認できたら、購入すると良いかと思います。
Discord通話用にLOOPBACKを設定
(※LOOPBACK設定画面)
デフォルト設定だと、Devices1つとPass-Thruが見える状態になっていますね?
今回、あいともの画面ではDevicesを「記事用」という名前にしました。
Discordの出力デバイス選択する際に、ここで設定したDevicesを選びます。
わかりやすい名前で作成いただければ問題ないです。
Discordや他アプリ上で入力・出力デバイスに選んだりする部分です。
画面左下の「New Virtual Device」から新規作成も可能。
▼Sources
アプリケーションを呼び出してルーティング構成をする部分です。
デフォルトは、Pass-Thruだけ置いてある状態。
▼OutPut Channels
複数のアウトプットチャンネルを使用したい場合に増やせます。
一部アプリケーションを別チャンネルに送りたい場合などに使います・
基本はデフォルトのままで問題ないです。
▼Monitors
オーディオインターフェースを選んで呼び出しましょう。
あとは、Sourcesに呼び出したアプリケーションをつなげてあげればOKです。
Monitorsにオーディオインターフェースを表示
(※LOOPBACK設定画面。音声なし)
通話できるようにするためのLOOPBACKの設定はとても簡単です。
デフォルト設定から、Monitorsにオーディオインターフェースを呼び出せば完了です。
どこを操作していいかわからないという方は、上記動画を参考にしていただければと思います。
LOOPBACK通話用にDiscordを設定
(※Discord音声設定画面。音声なし。)
LOOPBACKの設定ができたら、Discordの出力デバイスを設定しましょう!
入力デバイスはそのままオーディオインターフェースを選んでおいて大丈夫です。
出力デバイスを、LOOPBACKのDevices名と一致するものを選んでください。
設定できたら???
(※Discord画面)
音声テストしてみて、音声が問題ないか確認してみましょう!
音声確認状態で、通話マイクに向かって喋ると音が返ってくると思います。
音が返ってくるようになったら設定完了です。
お使いのRME製品で、Discord通話ができるようになりましたね。
おわり
閲覧ありがとうございます!
今回は、LOOPBACKを使ったDiscordの通話設定を解説していきました。
MacのDiscordでFIREFACE UCXを出力デバイスに選ぶと、通話音声聞こえない不具合が発生します。
(※2022年1月現在)
ほんとに少数な人たちに起こる不具合なので、なかなか解決する気配はなさそうですね。
いまのところは、LOOPBACKや他の仮装デバイスなどを出力デバイスに選んであげると解決します。
僕と同様の不具合が起きていて困っている人たちが、1人でも多く解決すれば幸いです。
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