どうも。あいともです。
最近『ボーカルエディット』という言葉を耳にすることが増えてきたものの…
ボーカルエディットとは?どのような手順で行われているのか?
意外と明確にどういうことしてるのかって、説明省かれがちだと思います。
今回は、ボーカルエディットについて書いていこうと思います!
『ボーカルエディット』がどういうものなのか、ざっくり伝われば幸いです。
ボーカルエディット
歌に関わる制作では『ボーカルエディット』と呼ばれる工程があり、
歌のリズム補正・ピッチ補正など、mix前に必要な歌の編集を『ボーカルエディット』と呼んでいます。
「歌ってみたmix」でも同様に、ボーカルエディットは行われていて…
例えば「歌ってみたmix」では『歌の録音→ボーカルエディット→mix』の順で音源を完成させていきます。
ボーカルエディットの工程を、丁寧に仕上げるかどうかでmixのクオリティーに差が出てしまいます。
ピッチやリズムを直すときに、音の途切れ感や声質が変わってしまったり、意図せずケロケロした質感にならないように気をつけることも大切です。
歌のニュアンスを意識しつつも補正していることを感じさせない、細かく丁寧な作業が求められます。
ボーカルエディットの手順・工程
ボーカルエディットと一括りの言葉の中に、様々な手順・工程が含まれています。
ボーカルエディットでは、どのような手順・工程が行われるのか書いていきます。
リズム補正
歌のリズムを整える工程です。
波形を切ってリズムを整えて、綺麗につなぎなおすやり方で歌のリズムを整えます。
波形編集で整えるのが難しい箇所は、Melodyneを使って整えたり…
様々なやり方があります。
ピッチ補正
歌の音程を整える工程です。
歌ごとに適切な処理が異なるかなり難しい工程ですね。
ピッチ補正ソフトは、Autotune,Melodyneがおすすめ◎
ノイズ除去
リップノイズやポップノイズなど、歌のノイズを除去する工程です。
基本は、波形を書き換えたり、波形編集処理で除去して整えていきます。
ノイズ除去用のソフトを使って、ノイズ除去を行うやり方もあります。
ノイズ除去ソフトを使うやり方は、かなり楽できますが音質に影響でてくるので、
処理後に問題ないかの判断が苦手な方はオススメしません。
ボーカルエディットにかかる時間
ボーカルエディットにかかる時間は、人によってばらばらです。
リズムやピッチ補正・ノイズ除去をどれだけ細かく丁寧に行うかによって、かかる時間が変わるのではないでしょうか。
リズム補正はどのくらいの時間がかかる?
歌のリズム補正は、およそ1時間〜3時間かかります。
内容によってはもっと時間かかったり時間かからなかったりあるかもしれません。
ミスがないかの確認や細かな調整などを含めると、誰でも1時間以上はかかるのではないでしょうか。
ピッチ補正はどのくらいの時間がかかる?
ボーカルエディットにおけるピッチ補正は、およそ1時間〜4時間かかります。
ハモリの生成など、ピッチ補正ソフトを使用する内容も含めて1時間〜4時間くらいかかると思います。
ピッチ補正は、作業必要量が毎回ばらつきのある工程です。
なので、歌の内容によっては5時間以上かかることもあるかもしれません。
ノイズ除去はどのくらいの時間がかかる?
ボーカルエディットのノイズ除去は、リズム補正・ピッチ補正ほど時間がかかりません。
およそ15分〜1時間ほどで終わっていると思います。
リズム補正と並行してノイズ除去をやっている方が多いです。
ボーカルエディットにおすすめのソフト
ボーカルエディットをするのにおすすめのソフトをいくつか紹介します。
DAWやピッチ補正ソフトの、定番なもの・あいともが仕事で実際に使っているソフトをまとめました。
ボーカルエディット用におすすめのDAW
ボーカルエディットにおすすめのDAWはProtoolsです。
これ以外ありえないということはないのですが、波形の見やすさという点で優秀なのでおすすめです。
Protoolsはエンジニアの方が使うイメージが強いですが…
ボーカルエディットのためだけにProtoolsを導入している作曲家の方も多いですよ。
ボーカルエディット用におすすめのピッチ補正ソフト
Autotune
ボーカルエディットでピッチ補正するのに、おすすめしたいソフトの1つめは「Autotune」です。
ピッチの線を描くことができて、とても滑らかな補正を行うことができます。
しゃくりの調整やピッチ補正で超必須な語尾の補正などにも強いです。
主旋律の歌のピッチ補正に大活躍します。
仕事としてボーカルエディットをやるのを目指す方は、絶対に「Autotune」がおすすめですよ!
Melodyne
次におすすめしたいのが「Melodyne」です。
ボーカルエディットでは、ハモリを生成することがあって。
「Melodyne」は、ハモリを生成するのにとても使いやすいですね。
主旋律のピッチ補正にも使えるので、個人制作でごちゃごちゃいろいろなソフトを使いたくない方は「Melodyne」がおすすめ◎
まとめ
今回は、ボーカルエディットについて記事を書きました。
ボーカルエディットはどのような手順・工程を行っているのか?
どのくらい時間がかかるのか?
どんなソフトを使っているのか?
なんとなく気になりそうな内容をまとめられたと思います。
ボーカルエディットは、歌やmixなどに比べてまだまだ興味持たれづらいと思うので…。
これをきっかけに興味を持つ方が増えていけばうれしいです。
ボーカルエディットについて興味を持った方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください♪
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